「いまの空間に合う植物のイメージがわかない」
「オフィスのインテリアに合う植物選びが難しい」
「来客が多いので見栄えが気になる」

・・・といった悩みをお持ちのお客様はいらっしゃいませんか。観葉植物を導入する場合には、設置場所がポイントになります。こちらで、オフィス内の場所別設置イメージの一例をご紹介しますので、参考になさってください。

企業の顔と第一印象となるべき場所ですので、観葉植物の設置場所としておすすめです。風水的な意味でも、受付・エントランスは運気が入ってくる重要な場所。グリーンによって生み出したい効果に応じて、選ぶとよいでしょう。

企業ブランドに合う存在感のある大鉢を配置すれば、訪問者へのインパクト効果も大。安定感や高級感があり、イメージアップにつながる植物がよいでしょう。あるいは、さりげないグリーンを配置することによって、殺風景なオフィスの印象をやわらげる効果を期待できます。

訪問者の見た目にインパクトを与えるためには、複数の植物を壁面に配置する「壁面緑化」のご提案も可能です。

ミーティングや議論など、緊張感がただよう会議室だからこそ、人々にリラックス効果をもたらす観葉植物の配置は効果的です。植物の緑には、心を落ち着かせるヒーリング効果があるので、白熱した議論をいっとき鎮めて、新たなアイディアを生み出せることも。

部屋に置かれたグリーンは、会議参加者のモチベーションアップや精神的な安定につながり、円滑なコミュニケーションのサポートや、会議のスムーズな進行を期待できます。さらに、植物には、「ホルムアルデヒド」などの有害物質を吸収分解する効果があるともいわれています。

集中力が必要な会議室では、部屋の隅や角など、人々が疲れを感じ始めたときに視線を向けてしまうような視界の小脇に置くとよいでしょう。また、設置できる面積に合わせた植物選びや、未使用時には暗くなることから、耐陰性の強い植物選びがおすすめです。

葉の形としては、尖っているものよりは、丸みを帯びたやわらかいフォルムのものがよいでしょう。たとえばハート型の葉っぱが特徴的なウンベラータや、連なった大きめの葉っぱが特徴的なデコラゴムなどが人気です。

従業員が協同して事務処理などの作業を行う執務室では、働きやすい労働環境にデザインすることによって、働く人のモチベーションや生産性を上げることにつながります。そのためにも、グリーンの配置は効果的です。

植物は光合成によって新鮮な酸素をオフィスにもたらすだけでなく、空中にある「ホルムアルデヒド」や「トルエン」などの有害物質も吸収してくれる空気清浄作用も期待できます。さらには、パソコンなどから放出されるプラスイオンを中和するマイナスイオンを出してくれる働きも。

執務室に配置する植物としては、エンプラントの代表種であるサンセベリアが人気です。高い空気清浄効果やマイナスイオン効果があり、とても丈夫な植物となっています。空気清浄効果に加えて、加湿効果もあるアレカヤシは、エアコンによる乾燥対策としてもおすすめです。

もちろん、緑を配置することによって、殺風景になりがちなオフィスにアクセントをもたらす効果も。とはいえ、大きすぎたり高さがあったりすると、作業のじゃまになったり圧迫感をもたらしたりするので、できるだけスペースをとらないものを選びましょう。

お世話の手間がかからず丈夫な植物もオフィスには人気です。幸福を呼ぶ木として喜ばれるパキラは、乾燥や寒さに強く、日陰でも育てやすいので、オフィスでもよく選ばれます。

アイディアが煮詰まったり、仕事の期限が迫り緊張したりするなど、ストレスを感じやすい場面の多い作業スペース。デスク周りに植物を置くことで、働く人に安らぎと落ち着きをもたらしてくれることでしょう。

グリーンを目にすることによるストレス軽減という心理的な効果だけではありません。植物自身が持つ空気清浄効果やマイナスイオン効果、光合成による酸素供給などによって、業務効率のアップも期待できます。

デスク周りに植物を置く際には、作業スペースを確保するためにもコンパクトなものを選ぶようにしましょう。大きな葉に入る切れ込みが南国的なモンステラの小型版、モンステラ・ミニマや、小さなハート型の葉が無数に連なったディスキディア・ルスキフォリアなどがおすすめ。